エンジニア1年目の人の重要な具体的目標設定について、記事にして紹介します。新人プログラマーの1年目というのは一番大事な1年となります。この1年はそもそも自分に素養があるのかどうかを見極める期間であるということ、そして仕事が少しでもできるように頑張る必要がある1年であるからです。
プログラマー、SEの新人の実務内容はどのようなものがある？
プログラマーやシステムエンジニアの場合、1年目はどのような実務内容になるのでしょうか？当たり前ですが、即戦力としては期待されていません。まずは地に足を付けて学習をしましょう。企業の経験もないので目指すのは新しい環境へ慣れることでしょう。後はキャリアをどのような感じにしたいのかしっかり教えていくことが重要です。web、組み込み、アプリ、通信など色々な分野があります。
資格取得の推奨
実務内容とはかけ離れてしまうのですが、1年目の場合は基本的な技能に関わる資格の取得を推奨されることが多いです。ここで求められるのは難解資格ではなく、基本的な情報処理の資格を取るということです。何もない無資格よりは資格があったほうが転職、就職にも有利になります。市場価値をアップさせていくことができます。不安があれば独学などをしてモチベーションアップ、スキルアップをしていきましょう。
プログラミングスクール
会社によっては1年目のエンジニアに対して研修サービスやプログラミングスクールへ受講させて通わせたり、先輩の開発エンジニアによる講習を3ヶ月から6ヶ月程度行うことがあります。これにより、技能を習得することで、上達していくことができます。今はスクールの講習内容にできるだけついていくようにしましょう。良い方法としては講習内容を家に帰って、時間を作って勉強を復習することです。技術を意識して磨いていくことで成長という目的が達成できます。3年目になればベテランになれます。
現役エンジニアのサポート業務
現役エンジニアのサポート業務が新人エンジニアの具体的な業務になります。独力で仕事をすることはありませんので安心してください。プロジェクトをこなすにしてもいきなり1人は無理。初心者は基礎のシステムの仕様について学んでいきましょう。半年もやれば業界に慣れていきます。仕事を理解していくことが重要です。次は仕事を始めやすくなります。明確な成功目標は2年目以降に建てても良いでしょう。目先の仕事をこなすことだけで精一杯です。それぞれ時間が解決してくれます。
プログラマー、SEの1年目で身に着けるべきこと、目標設定
プログラマーの1年目はとても大事です。身につけることの内容自体はそれほど大きなことではありませんが、今後プログラマーとしてやっていけるかどうかにおいては極めて重要なことです。今後プログラマーとしてやっていけるかどうかの分岐点となるのが1年目と言ってもいいでしょう。分野にもよりますが、積極的にセミナーなど参加して行動をしましょう。力をつけて評価も上げていきましょう。
１つめのプログラミング言語の習得
1年目のプログラマーに必要なことはまずはプログラミング言語をまず1つ業務レベルで使えるようになるということです。ここでやっていけないのはいきなり複数の言語に手を出してしまうことになります。これをやると、頭がパンクしてしまい、何も身に付かなくなります。とにかく1つの言語だけでいいので、徹底的にやることです。
1つの言語を極めることができれば、そのうち全面展開ができるようになり、勝手に2つ目、3つ目の言語ができるようになっていきます。そのためにまずは1つ目に集中することがとても大事になります。
SQLの習得
SQLはとても大事です。データベース操作というのはプログラマーにとっては必須知識と言ってもいいからです。分野にもよりますがほとんどのアプリやシステム開発では必ずSQLを使用するため、極めて重要度は高いです。基本操作をできるようにしておくことが大事です。webでは専門コンテンツもあるので無料で学習可能です。うまく身につけて人材としての能力を上げていきましょう。チームでもスペシャリストとなれて大切な存在になっていきます。
Officeスキル
エンジニアはExcel, PowerPointなどのMicrosoft Office製品をよく使います。そのためMicrosoftのスキルは必須です。Word、Excel、Access、Powerpoint。そしてOutlookなどもそうですがそれほど難しくはないのである程度使えるレベルにしておくことが大事です。この操作に関してはプログラマーでなくても、事務職だとしても重要なスキルです。独学でもできる簡単なものなので小さなことからできるようにしましょう。
論理的思考力
プログラミングで一番大事なのは論理的思考力です。これがないとなかなかプログラマーとしてやっていくことができません。現場で働くエンジニアは高度な論理的思考力がないとなかなか通用しませんので、これが一番大事になるでしょう。プログラマーになれるかどうかはこの点がとても大きく左右することになります。
タスク管理
プログラマーはスケジュールを把握する必要があります。プログラミングにおいて時間制限が無限ということはあり得ません。いつまでに何をしなければならないのかということを頭に入れておくことが求められます。スケジュールが分からないプログラマーだと仕事をやっていくことはできません。コミュニケーション能力も磨いていきましょう。担当として自立できればリモートワークも任せてもらえるようになります。
サポート受けながら実務ができる
1年目のプログラマーの行きつく到着ポイントは上司のもとでサポートを受けながら仕事ができるレベルに到達するということです。自力でできる必要はありませんが、第三者のアドバイスを受けることで実務がこなせるレベルにする必要があるでしょう。興味を持てばだんだん仕事がわかるようになり、次はもっとできるようになります。そういったことを繰り返すことで、知らないことがわかるようになり技能が身について収入も上がっていきます。
資格の取得
資格の取得も推奨します。難易度はそれほど高くありませんが基本情報技術者試験やITパスポートはまさに登竜門的な存在です。1年間でそういった資格の勉強を進めることで合格もできますし、自身の履歴書に書けることになりますし転職してキャリアアップもできます。その後のタイミングで運用や構築などの仕事も振ってもらえるようになるでしょう。一人前の気持ちになっていきます。いずれメンバーへ指導する立場になるかもしれません。
1年目で辞めたいと思ってしまう理由
逆に1年目でプログラマーの職務の難しさに挫折してしまい、諦めてしまう人も出てきます。どんな人がそれにあたるのでしょうか？実例を出してみました。
何がわからないのかがわからない
これは何を言っているのかがわからないと言われてしまうかもしれませんがよくあります。用語を調べても、専門用語を専門用語で解説されるので、わからないことを聞いてもわからないということになってしまうのです。しかしこれは質問を繰り返すことでだんだんわかってきますので、あきらめないことが大事です。
職場に慣れない
プログラマーの1年目は特に職場に適応できない例が多いです。人間関係、仕事内容、さらには会社の社風が原因かもしれません。この点で挫折してしまう方は多いです。最悪の場合は転職を考える必要が出てくるでしょう。
実務についていけない
プログラマーの1年目でありがちな理由です。実務についていけないというのは当たり前です。これをやめる理由にしてしまう方は恐らく完璧主義者かもしれません。最初から完璧にできる人はいません。もちろん、天才はできるのかもしれませんが、専門職ですから3年で1人前になると思っていたほうがいいです。3年もすれば、フリーランスになれますし高給になれます。
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